笑顔の話し方講師 太田浩美です。
◆最高の電話対応
今年の秋に、母校の中学校で授業の講師をします。
嬉しいことに、一昨年から毎年
お世話役の方を通じて
中学校から直接依頼をされています。
先日、この講師の件で
中学校の担当の先生からお電話をいただきました。
この担当の先生のお電話での対応は
とても素晴らしいものでした。
◆どの辺りが最高だったのか
電話でお話したのは
・当日 準備をお願いする物品
・講話する内容について
・なぜ、その話をしようと思ったのか
と言うような簡単な打ち合わせでしたが
とても気持ちよく話をすることができました。
なぜ、私は気持ちよく話ができたかと言うと
コミュニケーションがうまくできたからです。
◆具体例を挙げてみましょう
具体的に言うと担当の先生が
・大きなリアクションをしてくれたから
・自分のことは一切話さず「聞き役」に徹してくれたから
・私のことを承認してくれたから
この3つの事柄を徹底してくださったから
私は気持ちよく話ができたのです。
◆詳しい解説
話をしている時に、相手が大きく頷いてくれたり
「へぇ~!」「そうなんだ~!」と
リアクションをしてくれると話しやすいですよね。
電話の場合は、相手の表情や頷きが見えないので
声のトーンや大きさで
相手にわかるリアクションをするのが大切です。
そして、聞き役に徹して相手が話したいことを
最後まで話してもらうのも大事。
私たちはついつい、自分の話もしてしまうものです。
「あ、それ知っています!
私もこの前……」と自分の話を始めてしまうと
相手の話はそれ以上すすめることができなくなってしまいます。
「話の腰を折られる…」という状態ですね。
この状態にならないよう、
相手の話をきちんと「聴く」
これはコミュニケーションには とても大切です。
そして相手を承認する。
「認めてもらっている」と相手が感じることで信頼も築けるものです。
私は、こちらの先生とお話して
当日がとても楽しみになりました。
今年新入社員研修を何社も担当させていただいた際
「電話応対が苦手」とおっしゃる方が多いのが気になりました。
近年の携帯電話の普及で
「電話」の在り方が変わっています。
会ったことのない人と
電話で話したことがない…
一般電話(携帯電話ではない電話)を使ったことがない…
多くの新入社員の方が、電話対応で困っているとも聞きます。
学生時代から、
電話対応についてのマナーの知識をもち
実践を心がけるだけで
社会人となってからのスタートが優位になります。
夏休みを使って
社会人のマナーを学び
話し方のレッスンをしましょう!
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