声の力をつける方法
掛川話し方スクール
太田浩美です。
本日の話題は
声が小さいのが悩みの方へ
声の力をつける方法 です!
突然ですが、
あなたの声は大きく聞きやすい声ですか?
いつでも声がよく通り、聞き返されることはありませんか?
この質問に「はい!」と元気よく答えられる方は
このブログを読まなくても結構です。
質問に「いいえ」とか「どちらとも言えない」と答えてしまう方は
最後まで読んでくださいね!
声が細い
先日、レッスンに来てくださった方が開口一番
「私、声が細いんです」とおっしゃいました。
声に力強さがない…しっかりした声が出ないのが悩みだそうです。
この方とお話をしている時には、「声の小ささ、細さ」を感じることはありません。
ハキハキと受け答えしてくださいます。
聞き返さなければならないようなことはありません。
けれども、レッスン中の「発表」となると
あれ?さっきまでのハキハキした声はどこへいったの?
と、聞きたくなるくらい
声が小さく、ご本人の言う「細い声」になってしまいます。
どうしてこのような現象が起こるのでしょう。
理由はいろいろあるかもしれません。
たとえば
・発表内容に自信がない
・人前で発表するのが苦手、恥ずかしい
・声のボリューム(音量)がわからない
など、人それぞれの理由があるかもしれません。
けれども、人前で発表するとき
お客様と接客する時など
「しっかりと聞こえる声で話す意識」を持たないといけない場面があります。
そのような時に「細い声」では、不具合が生じてしまいます。
応援団のような大きな声を出す必要はなくても
相手にしっかり届く声」を出したいものです。
細い声の対処法
このような「声が細い」と言う方にお勧めしているのは「音読」です。
発声練習も行った方が良いのですが自己流で発声練習を重ねるよりも
「音読」をしっかりするのがおススメなんです。
音読のやり方
音読と言うと、「声に出して読めばいい」と考える方がいますが
それだけでは、不十分です。
「しっかり届く声を出して読む」これを意識して読みましょう。
具体的には、部屋の隅に行って壁を背に立ちます。
そこから自分の声が、向かい合う壁に届くように声を出して読みます。
壁と壁の距離があった方が良いので、
可能であれば、部屋の角に立って、対角線上にある角に向かって声を出すと良いかと思います。
「どこに向かって声を出すのか」と言う声の向かう先をキチンと決めて
そこに届くように声を出しましょう。
その姿勢ができたら「本や文章」を声に出して読んでみましょう!
声を出す時にはお腹から!
しっかりと声を出します。
この時に無理に声を出して喉を傷めないようにしてくださいね。
喉に負担のかからない「腹式呼吸」で読むのが良いですが
うまくできない方は、とにかく「お腹から声を出す」と言う意識をわすれないでくださいね。
このようにして、「音読」を続けてみてください。
細くて力のない声が改善されます。
意識しないと声は出ない
私たちは、日ごろ「なんとなく声を出しています」
意識しなくても声が出せるので、おしゃべりの時には
しっかりした声で話す必要がないのです。
でも、この「しっかりした声で話す必要がない」という状況が続くと
だんだん声が出せなくなります。
つまり「声が細くなる」と言う状況になってしまうのですね。
1日に3分で良いので「音読」をして
しっかりと声を出してみましょう。
早口にならず、ゆっくり丁寧に本を読んでみましょう。
ストレス解消にも??
声を出すことで、リラックス効果も期待できます。
先ほどの受講者様もお帰りになる時に笑顔で
「今日は、しっかり声を出せたのですごく気持ちが良かったです」
と、おっしゃっていました。
声を出すことはストレスの解消に繋がる効果もありそうです。
力を入れずにリラックスして、しっかりした声を出す。
ぜひ、やってみてくださいね!
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