掛川話し方スクール
笑顔の話し方講師 太田浩美です。
本日の話題は、
「プレゼンの時も笑顔になるべきか?」と言うお話です。
そんなに笑顔が大事ですか?
ある講座の時に
「いつでも意識して笑顔で話しましょう」と
私が言った時のことです。
ある受講者さんの口から飛び出したのが
「真面目なプレゼンの場合も『笑顔』なんですか??」
答えは「もちろんそうです。
真面目なプレゼンも
笑顔を意識してください」
笑顔で話す利点
理由は2つあります。
まずひとつめ
笑顔で話すと、気持ちよくプレゼンができます。
実際にやってみるとわかります。
文章を読む際に
1.無表情で読む
2.笑顔で読む
この2つを実際にやってみると 気持ちに違いがあるのです。
講座の中で、実際に体験していただきました。
質問をしてくれた受講者さんも、
「笑顔で読むと気持ちが晴れ晴れする」とおっしゃいました。
ちょっと不思議な気がするかもしれませんが
「笑顔で読む・話す」をすると
無表情のときより、格段に良い気分で読めたり話せたりするんです。
プレゼンのとき、暗い気持ちでするのと
晴れ晴れした気持ちでするのでは、結果が違ってくると思いませんか?
晴れ晴れとした気持ちでするプレゼンは
聴く人にも気持ちが伝わります。
晴れ晴れとした気持ちで話す姿は、聴いている人に「好感」を与えます。
どんどん「プレゼンの成功」に繋がります。
無表情で話すと失敗に繋がりやすい
では、笑顔を意識せずに「無表情」でプレゼンしたらどうなるでしょうか?
無表情で話すと、無表情の声になって
聞きにくいので
伝わりにくい話になってしまいます。
そして、「聴き手」はプレゼンをしている人の顔を見ています。
つまらなそうな顔でプレゼンをすると
「なんだか つまらそうな企画だ」
「こんな企画じゃ、ダメだな」
と、訴求力が下がります。
せっかく内容が良くても
相手に与える印象が悪いだけで
中身まで「よくない」と捉えられてしまうのです。
これでは、せっかく用意したのに
残念な結果になってしまいますね。
ふたつめの理由
プレゼンも笑顔でした方が良い、2つ目の理由
それは
自分で思っているほど笑顔になれていないからです。
いくら笑顔を意識して話していても
プレゼンの間、ずっと「満面の笑み」で話すことは難しいことです。
自分では「100%笑顔」を作っているつもりでも
実際に見えているのは「60%程度の笑顔」だったりします。
心で思っていることと
見えていることには、誤差があるんです。
100%笑顔のつもりでプレゼンをすると
60%くらいの笑顔で、ちょうど良い表情になれるのです。
笑顔を意識しないプレゼンは
自分が思っている以上に
「怖い顔」「つまらない顔」でプレゼンをしている可能性があるんです。
表情を意識的に「笑顔」にするだけ。
こんな簡単なことでプレゼンの結果が変わるのなら…
笑顔になりたいですよね!
「笑顔を意識して、晴れ晴れとした気持ちでプレゼンする」
これはビジネスの場面でも
使って欲しい話し方のテクニックのひとつです。
大切さはわかっていても…
「笑顔の大切さは、わかりました!でも…」
上手く笑顔になれない…(汗)
ニヤニヤしていると思われそう…(困)
そうおっしゃる方が非常におおいのです!
大人になると、表情を作る筋肉「表情筋」が硬くなってしまうので
「感じの良い笑顔」をうまく作れない方が多くいらっしゃいます。
うまく出来ない方は、練習あるのみです。
笑顔も作り方とトレーニング方法があります!
動画でもお伝えしていますよ!
動画で練習してみましょう!