笑顔の話し方講師　太田浩美です。

今朝は、社会人の息子と一緒に
浜松市倫理法人会の「経営者モーニングセミナー」に参加してきました。

日頃は会社勤めをしている息子は
平日の朝に行われるセミナーには参加ができません。
本日は土曜日で会社がお休み。
また、私もブライダルのお仕事がなかったので
二人で参加することができました。

この「モーニングセミナー」は１時間。
メインになるのは、講師の講話。
毎週、異なる講師がさまざまな内容の講話をしてくれます。

セミナーの後は、会場ホテルの展望レストランで朝食会。
美味しいバイキングの朝食を食べながら会員同士が和気あいあいと話をします。
会員と言ってもほとんどが会社経営者の方々。
とても有名な会社の社長さんもいらっしゃいます。

ある程度食事がすむと「感想コーナー」が始まります。
その日にお聞きした講話の感想を述べあう時間です。

そこでは、司会者から指名された方だけが前に出て感想を発表します。

今日、親子で参加していた私と息子は司会者から指名されました。
「本日は、珍しい組み合わせで参加してくださった方々がいらっしゃいます。
　太田さん親子です。お願いします」

私と息子は前に出て、それぞれ感想を発表しました。

私はこのような場で発表をすることは多いので緊張したりはしないのですが…
息子はどうかなぁ？と、少し心配でした。

初対面の方が多い中で
自分の意見を述べるのは勇気が要ります。

私の心配もよそに、息子は堂々と自分の意見を発表していました。

良く通る声で、しっかりと話せる姿を見て安堵しました。
それと同時に「あのことを息子に話ておいて良かった」と思ったことがありました。

前もって息子に伝えておいたこと、
それは、
「朝食会で感想を求められるかもしれないよ」と言うことです。

「感想を発表するかもしれない」と思いながら講話を聴けば
「何を発表しようかな」
「どのように自分の意見を言おうかな」と

「話す事を前提に」講話を聴くことができます。

だから「いきなり指名」をされても
しっかりと意見を言う事ができたのです。

本人にとっては「いきなり」ではないのですからね。

けれども、これが
「意見を求められるかもしれない」と思わずに聴くと

ぼんやりと聴いてしまうかもしれません。
自分の意見や感想をまとめずに、ただ講話を聴く。

その状態で「自分の意見」を求められると…

・話がまとまらない
・何を話しているのかわからなくなる
・頭の中が真っ白
という状態になってしまいます。

マンツーマンレッスンにいらっしゃる方の中に
「いきなり指名されると何を言っていいかわからないんです」と
おっしゃる方がいます。

それは
「指名されるかも…」と思わずに聴いていることが原因です。

話を聴きながら、常に自分の意見を考えておく。

話を聴きながらメモをとる事は多いでしょうか。
メモをとりながら話を聴くのは内容を深く理解するうえで効果的です。
その際、自分の意見も書いておくのも良いですよ。

今日、隣に座っている息子は
ものすごく沢山のメモをとっていました。

だから、自分の意見もスラスラ言えたのですね。

「聴きながら考えをまとめる」
マンツーマンレッスンでは、一緒に練習しています。

「指名されると頭の中が真っ白」と言う方には
「聴きながら考えをまとめる」という習慣を身につけましょう！

うまくできない方はマンツーマンレッスンでご指導しています！

新しい年、2020年は、いつでも自分の意見がしっかり伝えられる
そんな新しい自分に出会う年にしましょう。

マンツーマンレッスンはいつでも受付中～★