人生が好転する話し方レッスン
笑顔の話し方講師 太田浩美です。
今日は敬語のお話。
「ビジネスマナー」には敬語も含まれるので
「マナー講師」としては、気になることも多いのです。
最近、気になるのが「いただく」と言う言葉。
「いただく」は謙譲語
「いただく」は、「食べる・もらう」の謙譲語。
それなのに、尊敬語や丁寧語だと思って
間違って使っている方が多いと感じます。
例えば…
【例1】
職場の営業成績が良く「トップ賞」をもらったAさんが
「私、『トップ賞』をいただいちゃいました!」これは〇
それを見たBさんが
「Aさん、良い賞をいただきましたね!」これは×
【例2】
レストランのお料理を見て
「わぁ~!美味しそうなお料理!いただきます」これは〇
「ほら、Aさんも冷めないうちに いただいてください」これは×
【例3】
「お客様、パンフレットをいただきましたか?
まだでしたら、受付でいただいてください」これは×が2つ
「いただく」は謙譲語なので「自分の行為」にしか使えません。
他人の行為に使ってはダメなんです。(正解発表はブログの最後で)
会話だけでなく書き言葉でも注意
Facebookやブログのコメントなどでも気になる方がいますよ。
ご自分の使い方、間違っていないか…
確認してくださいね。
大人が間違えて使っていると子どもたちも間違います。
最近は、テレビから聞こえてくる敬語も間違っている場合があります。
せっかく「丁寧に…」とか「敬意を表して…」と使う言葉ですから
ぜひ、正しく使ってきちんと気持ちを添えたいですね。
このような敬語の間違いを見直すのが
「大人だったら押さえておきたい敬語レッスン」です。
マンツーマンでレクチャーします。
間違った敬語の使い方で恥ずかしい思いをしないように…
レッスンしましょう!http://bekoken.com/keigo/
正解発表
ちなみに…
【例1】は
「Aさん、良い賞をもらいましたね!」が正解。
「もらいましたね」では丁寧さが足らなければ
「Aさん、良い賞を受賞されましたね!」と言いましょう
【例2】は
「Aさんも冷めないうちに 召し上がってください」が正解。
【例3】は
「お客様、パンフレットはお持ちですか?
まだでしたら、受付でお受け取り下さい」が正解例です。
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