笑顔の話し方講師 太田浩美です。
先日、「実践スピーチ塾」で受講者Тさんが
「家庭内で『形容詞を使うの禁止』と決めました」とおっしゃいました。
「形容詞を使うのを禁止?」
これは、どういうことでしょう?
Тさんがおっしゃるには
「例えば妻が作ってくれたご飯を食べた時
『美味しい』と一言では
ご飯を作ってくれた妻に申し訳ないと思うんです。
時間をかけて、美味しく作ってくれたんですから
『だしが良く出ていて美味しい』とか
『柔らかく煮えていて美味しい』など
何が、どう美味しいのかをちゃんと伝えようと思います」
とのことでした。
なるほど!「形容詞の内容」まで、きちんと話して伝える
ってことなんですね!
確かに私たちは「形容詞だけ」で話していることが多いかもしれません。
「可愛い~」「きれい~」「ステキ!」「すごい!」など
単語を伝えるだけで終わり
これでは、相手に何も伝わりません。
どこが可愛いのか
どんな風にキレイと思うのか
何を素敵と言っているのか
どうしてすごいのか…
などなど、その形容詞を使う根拠を伝えてこそ
コミュニケーションも豊かになり
相手に気持ちが伝わりますね。
このように「形容詞だけで済まさない」を心がけると
・表現力が身につきます
・相手に気持ちがきちんと伝わります
・語彙が豊かになります
など、良い効果が出てきます。
形容詞だけを使わない
形容詞を使ったら、きちんと説明をする
このような心がけで
表現力もコミュニケーション能力も向上しますね。
Тさんのお話から私も学ぶことができました。
このように「実践スピーチ塾」では
テーマに沿った「スピーチ」を作り発表しています。
他の方のスピーチから学ぶことも多くあります。
また、「人前で話す」を実践的に練習できます。
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