笑顔の話し方講師 太田浩美です。
今日は、「伝わる話をするためのコツ」についてのお話です。
このページの内容
米寿ピンクさん?
車のラジオから聞こえてきたパーソナリティの声。
「次のお便りは『米寿ピンクさん』からです」
それを聞いて、80代の方からのお便りだと思った私。
お便りの内容は、「初恋」についてでした。
「中学生の時、同じ学校の先輩に恋をしていたけれど叶わず。
最後のやりとりはメールで『卒後おめでとう』と書くのが精一杯でした」
え?
80代の方の初恋の思い出がメール??
ものすごい違和感を抱きながら
パーソナリティの言葉を聞いていました。
お便りを読み終えた後、
パーソナリティが「米寿ピンクさんからのお便りでした」と。
それを聞いた瞬間、
「米寿ピンクさん」じゃなくて
「ベージュピンクさん」だ!と理解できました。
私、完全に「変換ミス」をしていましたね。
◆「耳で聞いている」を意識する
日本語には、同じような音の言葉が多いので
話す時には注意が必要です。
例えば「今回、女性が助成されるようになりました」と言う文章。
文字で読めば、意味がわかります。
けれども、耳で聞くと
「じょせいが、じょせいされる」となるので
「女性」と「助成」
2つの別の文字が頭に浮かばないと、意味がよくわかりません。
意味がわからずに話が進んでしまうと
話の内容が理解できなくなってきます。
話が伝わらない…という方は、
この「相手が耳で聞いている」ということを意識できないように思います。
相手にどの文字が浮かんでいるかを「想像」しながら話す。
もし、自分が伝えようとしている文字と異なる文字が浮かんでいる可能性があるなら
補足をする。
この意識をしながら話してみましょう。
テレビでニュース解説をしてた解説員が
「さいしんをまっていた〇〇さんが」と言ったあと
「さいしん、裁判のやり直しを待っていた〇〇さんが」と言い直していました。
「さいしん」という言葉だけでは「再審」という文字が浮かびにくく
さらに「再審」という言葉は意味もわかりにくいので
「裁判のやり直し」という言葉で補足をしたのです。
このように、聴き手は「耳で聴いてる」を意識するのも
「伝わる話のコツ」のひとつです。
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